日本人以外お断り

1年半ぶりのページ追加になります。面倒だったので更新しなかっただけなのですが、問合せ先のアドレスを記載している事もあり、送られてくるメールには目を通し、必要に応じて対応・修正していました。

メールと言っても大半は広告なので無視しますが、時々舞い込む真面目な意見・感想・何らかの依頼は、サイトを管理している立場として嬉しい限りです。残念ながら外国語での問合せには対応できないことから、サイト案内に「Japanese Only」と記載しようと思いましたが、どうやらそれでは「日本人以外お断り」と認識されるようです。そこで、今回はサイト利用規約の文面について考えてみます。

サイト利用規約の文面について

サイトに限らず、商品や製品に書かれている利用規約を始めの段階で読む人はいません。市販ソフトのようにパッケージ化された物であれば、開封時にユーザが読んだと無理矢理こじつける事ができますが、検索サイトから直接ジャンプされる事もあるので、サイトの閲覧者は利用規約に目を通していないと考えるべきです。それでは、サイトの利用規約は何のために記載されているのでしょうか。

どのような形式・内容であっても、閲覧者は必要があって利用規約に目を通しているので、そのサイトに対して問合せかクレームがあるはずです。つまり、利用規約の閲覧はサイトの管理者に連絡を行う一歩手前と言えます。このため、サイトの管理者が自身を守るためにも注意点や権利・免責事項は必須事項です。可能であれば、連絡先や問い合わせ方法に関しても記載すべきです。逆に、表示や操作が不明瞭だと感じたサイトは利用価値がないと判断されて見向きもされないので、操作説明などは意外に不要と言えます。

しかし、問合せ窓口でもあり、見当違いなクレームを防ぐ壁でもある利用規約ですが、閲覧者は「解らない」「不安だ」「頭にきた」といった事から利用規約を読んでいるので、感情的な状態にあることを考慮すべきです。「直接リンク禁止」「転載不許可」などの著作者の権利とは言っても「だったらネットに公開するなよ!」と思いたくなるような内容や、「Japanese Only」などの人によっては「日本人以外お断り」と誤解される内容は、閲覧者の神経を逆撫でする事になるので避けるべきです。

利用規約によってタダで入手できる物は好き勝手にできると勘違いしている相手との間に線を引く事も大切ですが、こちらの主張を相手に理解してもらうためには、あえて直接的な表現を避けたり、誤解を生みやすい表現を解りやすく記述する必要があるかもしれません。既存のサイトに掲載されている文面を参考にすれば良さそうな物ではありますが、閲覧者側の考え方や心理状態を推測して書かれた利用規約が増える事を期待します。