日本マクドナルド再度値下げ

日本マクドナルドが2002/08/05からハンバーガーの価格を59円に値下げするそうです。外食産業の値下げ競争の中心であった日本マクドナルド自身が、「いつまでもデフレではない」と脱デフレ路線を打ち立て、それまで2年間続けた平日半額セール(平日65円・土日祝日130円)を半年前(2002/02/14)に全日80円に変更しましたが、売上げの悪化から「値下げ→値上げ→再値下げ」と軌道修正を行った点が特徴。

*チーズバーガーは平日80円(土日祝160円)→全日120円→全日79円。

ニュースの感想

コンピュータと関係がなさそうなニュースを取り上げましたが、「値下げ→値上げ→再値下げ」の軌道修正はメーカ製パソコンの価格についても言えます。2002年上半期は高性能・多機能の付加価値に合わせて価格を1〜2万円上乗せしたパソコンが増えたのですが、最近は新製品であってもメーカの卸値が下がっています。

これは、在庫の関係で価格を徐々に安くする「販売店のお約束」とは少々事情が違い、値上げによる売上悪化からメーカ側が低価格路線へ再修正をしたと言えます。結果から言うと、高級志向・ブランド志向を考慮したであろうパソコンの脱デフレは、高性能・多機能では直接的な効果がなかったことになります。

価格だけが判断の基準とは言いませんが、最安値を知ってしまうと、平均より安い程度では割高だと感じてしまう心理に加え、性能が進歩しても価格は据え置きが当たり前と考えられているパソコンでは、必要以上にシビアな目で価格を見てしまいます。

外食産業も業界全体が低価格路線に走った事と、その低価格が定着してしまった面で似ているので、「値下げ→値上げ→再値下げ」の軌道修正は非常に興味深いです。別路線として登場した「マックトーキョー」と合わせ、今後の動向に注目しています。