リムーバブルHDD規格「iVDR」発表

キャノン・三洋電機・シャープ・日本ビクター・パイオニア・日立製作所・フェニックス テクノロジーズ・富士通の8社(50音順・敬称略)がリムーバブルHDD規格「iVDR」を発表したそうです。パソコンだけではなくAV機器などへ対応している点と、「iVDRコンソーシアム」を設立して標準化と普及を目指している点が特徴。

*コンソーシアム:大規模事業を行うために複数企業が集まった一時的な共同体

ニュースの感想

リムーバブルHDDと言うと、内蔵用HDDを引出し形式で差し替えられるようにするViPowER社(日本総代理店はノーブルネット社)の製品を思い浮かべます。PCパーツのショップでよく見かけるのですが、「古いHDDの再利用」や「安価なHDDの複数利用」といった利点があります。

今回のニュースである「iVDR」規格は、「AV機器への対応」と「大手8社による規格化」が利点で、多目的利用と標準化に近い点が特徴でしょう。

しかし、取り外し可能な記憶メディアの話をすると、速度や容量よりも、持ち運ぶ事を考慮した形状や普及率の話になってしまい、結局はFD、MO、CD−Rに落ち着きます。逆に、それらの上位互換でなければ標準化と普及は難しいことになります。

個人的にはiVDR規格の特徴を見てDVD規格の混乱を想像したのですが、本質的な意味では大きく違います。速度上の特徴からメイン利用が可能で、容量が数年後に陳腐化してもサブ利用できるViPowER社製品の特徴と、データ量が多いAV機器とメディアを共有できるDVDの特徴を持っています。あとは普及の話なのですが、そのためにiVDRコンソーシアム」を設立されたと思うので期待しています。

補足説明・関連資料

リンク説明
http://www.ivdr.org/「iVDRコンソーシアム」の情報サイト
http://www.vipower.com/「ViPowER社」のサイト
http://www.noblenet.co.jp/「ノーブルネット社」のサイト